ミツビシ セディアワゴン(CS5W型) ※カーファクトリークラフター仕様
今回は、クラフターのデモ車にするセディアを紹介します。
1,施工前の状態
※施工前のボンネット
新しいタイヤに履き替えて車検を終えたので外装を一部、ドレスアップしていきます。
ボンネット部分のクリア塗装剥がれが酷くなってきたので、先ずは下地を処理していきます。
2,下地処理-1
※下地処理中のボンネット
ボンネット全体のクリア層を取り除いたら、次は塗装の段差を無くす作業。
ペーパーを丁寧にあてながら塗装面を整えていきます。
3,下地処理-2(マスキング)
※ボンネット周辺をマスキングした状態
通常の塗装で仕上げる場合は、
・補修部分のパテ付け
↓
・パテ研ぎ(成型)
↓
・サフェーサー吹き
となりますが、今回はカッティングシートを貼る為、パテ研ぎ作業は省きます。
カッティングシート貼りをしない部分にマスキングをします。
後ほど行なう作業にもとっても関わってきます。
※ボディの状態によってシートを貼る前の下準備は若干違います。
4,施工材料と道具
※カーボン調カッティングシート
今回使用するカーボン調のカッティングシート。
シートの柄や色によって若干の耐久年数は変わりますが、屋外仕様の物を使います。
シートを貼り付ける際に使用するヘラ。
形状や材質は様々ありますが、シート貼りに適したものを使用します。
5,位置出し作業
※位置出し中の状態
カッティングシートは施工面より大きめにカットしてありますが、ある程度の位置は決めておきます。
ここでの作業は目安ですのであまりシビアになって時間をかけないようにテンポよく進めていきます。
6,貼り付け作業-1
※貼り付け前の状態
いよいよシートを貼る作業。
多少折り返した部分の台紙をカットして、位置出しした部分を目安に中央部分から貼り付けていきます。
7,貼り付け作業-2
※シートを貼り付けた状態
前の工程で多少固定が出来たら、残りの台紙を剥して、前回と同様に中央付近から外に向かって貼っていきます。
ここの作業が一番神経を使います。
真っ直ぐなシートを局面に貼り付けていきますので、空気の逃げ方向を考えながらホコリやチリ、空気が入らないように施工します。
8,カット作業
※グリル取り付け部とライト周りをカット中
シートの貼り付けが終了すれば、後は不要部分のカットです。
折り返す量を考慮し、他のパーツを傷つけないようにカッティングシートをカット。
※コーナー部分のカット前とカット後
貼り付け作業前にマスキングしておけば余分な部分も剥がれやすく、またカット作業の際にもパーツにキズをつけなくてすみます。
9,折込作業
※折り込む前のカットした状態
折り込む場所にもよりますが、1~2cmを残してカットしてあります。
ホットガンを使用して少しづつ折り込みながら貼り付けていきます。
10,各部の確認、調整
※グリル取り付け部分とライトまわり
折り込みの作業が終了したら各部の確認と調整をいます。
外したパーツを取り付ける際に貼り付けたシートが不要な部分はカットしていきます。
クリップやボルト、ウォッシャーノズルの穴あけ等をしてパーツ取り付け。
※ボンネットのコーナー部分
折り込んだ部分の確認。
ホットガン等で熱した部分はカッティングシートも伸びています。
熱が冷めてくると多少、縮んで剥がれてくる場合もあるので細部の確認をします。
11,完成
※撮影時は夜間ですがカーボン柄がしっかり確認出来ます。
作業する際に付いた汚れ等を拭き取って完成です。
クラフターのカッティングシート施工!
今回はカーボン調のカッティングシート使って施工しましたが、シートの色や柄は様々あります。
今、お乗りのお車にワンポイントで色を変えたい、変化を持たせたい等、カスタム方法は様々。
是非、皆様も飾ってみては如何でしょうか。
板金、塗装が専門のクラフターではありますが、カッティングシート貼りも受け付けております。
クルマやバイクの事で御困りの方は先ずはご相談を、クラフターにお任せあれ!
電話でのお問い合わせがしづらい場合は、ご相談フォームやお見積もりフォームからの質問でも構いません。
経験豊富なスタッフが、お客様のご要望にお応えします。