特集 第二弾 <タンク塗装>

ホンダ CB1300 SuperFour SC40

今回、お客様から車体ごと持ち込まれて、塗装の依頼

ホンダ CB1300 SuperFour SC40

ホームページを検索してヒットした中から当社を選んで頂きました。
SC40型としては既に販売が終了している、貴重な大型バイク。
HONDA車の中でも代表的な赤白のカラーリング。
先ずはお客様と打ち合わせを行い、依頼内容の確認。

1,現状の確認

現状の確認

始めは、お客様自身が補修をしようと試みていたそうですが、地道な作業や時間、コストなどを考えて依頼を決断されたそうです。
手を入れてしまった補修箇所を除けば全体的に塗装の程度は良い。
ただし新車と比べてしまうと、時の経過による日焼けは隠せない。
ステッカーと塗装のついでに交換するパッキン類は、お客様がメーカーに発注。

2,各パーツのばらし

各パーツのばらし

各パーツのばらし

各パーツのばらし

外したホース類には、ホコリなどが入らないようマスキング。
タンク側も同様に、細かなパーツ類を外して、小箱に保管。

3,下地処理前の確認

下地処理前の確認

下地処理前の確認

4,下地処理

下地処理

下地処理

下地処理

マスキングをして赤い部分を先にペーパーで落とします。
均したら下地材を吹いてから再度、全体をペーパーで下地処理をします。

5,本塗装-1

本塗装-1

本塗装-1

本塗装-1

今回の難しいポイント。
メーカーのサイトを調べると、本来、赤い色の部分は極限まで薄くしたステッカーが貼ってあり、上部から下部に向かってグラデーションにもなっているそうです。
今回は塗装と言うこともあり、塗り重ねをしながらオリジナルに近づけていきます。
乾燥後、始めに位置出しした時の写真を見ながらマスキングを施し、次の塗装に移行します。

6,本塗装-2

本塗装-2

本塗装-2

本塗装-2

次は白を塗装します。
単なる白ではなく、パールホワイト。メーカーの正式名称はパールフェイドレスホワイトと言うそうです。
塗り重ねをおこない、乾燥。
マスキングを取り除き、塗り分け部分の確認。

7,クリア塗装・磨き

クリア塗装・磨き

クリアを塗装して乾燥。
充分な乾燥が済んだら、全体を磨き上げて組付け作業に。

8,組み上げ

組み上げ

塗装したタンクを車体に戻す前は、手の届かない場所のホコリや汚れを落としておきます。
外したパーツを元に戻しながら組み上げていきます。
今回は、お客様から依頼のあったパーツも交換します。

組み上げ中も息は抜けません。
塗装したタンクや車体を傷めないように慎重に組んでいきます。

9,完成・納車

完成・納車

完成・納車

完成したのでお客様に御連絡。

ピカピカになったバイク!
お客様もリフレッシュしたバイクを見て感動!
大変に喜んで戴けました。


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